ミムラ写真研究所: リコーR8の実力その2

2008年7月1日火曜日

リコーR8の実力その2










リコーR8の実力その2

リコーR8は、圧縮のデータしか撮影できない。CIMOSセンサーは。3分の2インチのセンサーである。このセンサーとAPSサイズのキヤノンデジタルキッスXのセンサーの大きさは倍ほどの違いがあるが、画素数は、R8の方が20万画素だけ多い。ほぼ同等の画素数でセンサーが大きいと同違うかを比べてみた。
 R8は感度が64からの設定になっている。絞りがあまり絞れないので、感度を低くして光の量を調整している。絞りは、一番絞り込んでもF11.0あるかないかである。そのため、光の量が多いときはISO感度と連携して感度設定も露出オーバーになると感度を低くして対応している。これは、コンパクトカメラのだいたいの標準的な作りになっている。だから、出はじめのコンパクトカメラとはやや設定できることが違う。
 センサーが小さいせいか、R8は、感度を上げてあげると上げた分だけ画像があれてくる。もちろんKissXも同じだが、画像を拡大してみた画像は、全然違う画素ののカメラと違うものになっている。拡大した画像を比べてしまうと、歴然とした結果になった。線がデジタル特有の階段状になってしまっている。原因は、センサーの大きさと画像の圧縮率の違いなのだろうか。KissXは、出ていないのにISO1600の画像を比べてみるとR8の画像2はそれが見られた。
奇麗なプリントを出力するならA4までが奇麗にプリントできる範囲であろう。感度を低く抑えて撮影するとその状態は出にくい画像に仕上がっている。
 ただ、ここでもセンサーの大きさが影響していて、画像の滑らかさはKissxの方が画像は良い。大きくプリントするときは、iso感度を100ぐらいの設定で撮影するのがこのカメラの上手な使い方になってくる。画像自体は、奇麗に出てくるのだから、画像を最終的に大きくするサイズを考えながら撮影していくと良いのかもしれない。
 このカメラは、コンパクトカメラには珍しく、画像を大きいサイズと小さなサイズに同時に写真を撮ることが出来る。小さいサイズは、webなどに使うために設定して撮影すると便利な機能だ。
 またこのカメラは、カメラの保存状態から、ヒストログラムで明るさを調整したり、全体の色合いを変えることが出来る。画像を開いて、ヒストログラムにして、スライダーを動かしてあげれば色の明るさを調整することが出来、便利な機能に仕上がっている。
色合いも、円形の色の表から色を選択していくとその色にシフトしていく。


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