ミムラ写真研究所: キヤノンEF85mmF1.2Lのクローズップを楽しむ

2008年8月8日金曜日

キヤノンEF85mmF1.2Lのクローズップを楽しむ





キヤノンのEF85mmF1.2Lのレンズを使用して、オートフォーカスでどのくらい接写できるかをテストレポートする

 このレンズは、ボケ味が美しいいレンズである。昔、ドイツのレンズは、空気をも写真にすると云ったことがあるが、このレンズは解放で撮影すると奇麗な自然のボケ味を映し出してくれる。ISO800で撮影すれば、ほとんど125分の1秒で撮影できるから、舞台などの撮影ではとても重宝する。 
 さて今回は、このレンズを使って接写のオートフォーカスで撮影するのには、どのようにしたら良いのかを検証してみた。接写リングを使うには、オートフォーカスは使用できないのである。そうすると、選択は2つしかない。
 一つは、クローズアップレンズを使用する方法である。クローズアップレンズのNo3を使用しないで撮影した写真が一番引いて撮影した睡蓮の花である。クローズアップレンズのNo3を使用したときの画像がその次に引いた画になってくる。焦点距離は、一番近づけて85cmなのでここまでしか近づけない。このときは、キヤノン40Dを使用しているので、約130mmのレンズの焦点になっているが、この程度の距離しか近づけない。
 また、あと一つの方法としては、コンバーションレンズを使用して撮影する方法である。これは、画像を拡大するレンズで、倍率を1.4や2.0倍にするレンズで、それにクローズアップレンズのNo3を付けて撮影してみた。かなり、アップで接写できるようになった。大きいく写っているものが2.0倍のもので、その他のものは1.4倍のものである。
 あまりこのレンズでこのような撮影をしないだろうが、解放でのボケ方はこのレンズの独特の描写なので、このような楽しみ方も面白いので、試して楽しんで頂きたい。

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