ミムラ写真研究所: ミムラ研究所作品 No.1 フラッシュの自作ディフーザー「フラッシュボール」

2008年2月11日月曜日

ミムラ研究所作品 No.1 フラッシュの自作ディフーザー「フラッシュボール」




 ミムラ写真研究所 No.1 ディフーザーを制作する。
 キヤノンのグリップオンフラッシュの自作ディフーザーを制作してみた。一番上の写真は、キヤノンEOS1DsMark2の35mmカメラフルサイズのセンサーを搭載したもので、室内を撮影したものだ。レンズは、シグマ12〜24mmの広角ズームレンズの12mmの画角で撮影したもので、ディフーザーの効果を見るのに撮影したもの。フラッシュの角度は斜め45度の角度にして、全体的に光が廻るようにした。多少、周辺の四隅は光が若干、落ちているものの、光はよく廻っている。
 さて、このディフーザーの作り方を説明しよう。この元になるものは、コンソメスープの粉が入っていたもので、業務スーパーというお店で買ったもので、その空になったものを使用した。高さ110mm、直径85mmの乳白の入れ物で、入れ物の乳白の素材の厚みが程よいものなので使用した。100円ショップで素材を探していろいろ試してみたが、なかなかいいものが見つからなかったし、試しても見たが、よい効果が得られなかった。
 例に使用したフラッシュは、キヤノンの580EX。フラッシュの発光口に会わせて、ふたの部分をカッターで切断していく。意外に発光部のところは面積があるので、計るか、会わせてやや小さめにカッターで切り抜く。この際に素材が固いので、気をつけて切り抜かないと手をけがするので慎重に切り抜く。一カ所切り抜ければ、素材が樹脂なので、簡単に切り抜くことが出来るので、フラッシュの大きさに合わせながら切り抜いていくことがうまく出来上がる方法だ。切り抜いた部分の切断部分に紙ヤスリなどを掛けて切断面を奇麗にする。その部分にガムテープなどを張り、フラッシュの本体が傷つかないように調整をする。また、このガムテープは、切りすぎてしまったときのフラッシュ本体とのぐらつきを調整するにも役に立つのでフラッシュが程よく収まるように調整するといい。
 そうして出来上がったものが、ミムラ研究所の第一号の商品「フラッシュボール」である。コンパクトに折り畳めないが、市販で販売されているものより、ワイドに光が拡散するし、原価は、400円のコンソメスープのmのとを買うだけで、ガムテープの一部だけのものですむ
である。この手の商品はいろいろあるが、安いものでは、2,000円からあるが、その効果には、一長一短があり、あまりいいものはない。かといって、高いものがいいとは限らないので、自分で工夫しながら、フラッシュディフーザーを作ってみることをお進めしてみる。

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