ミムラ写真研究所: キヤノンEOS40Dのライブビューを有効に使う

2008年4月23日水曜日

キヤノンEOS40Dのライブビューを有効に使う



 最新のデジタル一眼レフカメラEOS40Dのライブビューをフル活用する。

 新しいデジタル一眼レフカメラは、カメラの機能にライブビューの機能が付いているカメラが多い。このカメラの機能は使ってみなければ解らない優れた機能がある。例えば、古いオートフォーカスの機能がないレンズをレンズアダプターを使用して、ピントを合わせるのにとても有効な働きをする。
 まして、ファインダー視野率の低いAPSサイズのセンサーを使用したカメラには役に立つ。
 実験してみたのは、EOS40Dのカメラにレンズアダプターを着け、ニッコール85mmF1.4のマニアルレンズを付けて撮影してみた。普通にファインダーを覗いてのピント合わせをしてみたが、フォーカスエイドはニコンのレンズなので効かない。撮影の結果は、やや後ピンになった。もちろん、レンズの絞りは解放の1.4で撮影してみた。
 次に、ライブビューを使用して撮影してみた。ライブビューをオンにして、レンズのピントリングで液晶の画像を見ながらピントを合わせる。5倍や10倍になるので正確に合わせたいときは、10倍にしてピントを合わせるのが懸命だろうと思う。そして、普通のサイズに液晶を戻した表示にして、レリーズを切る。撮影された物は、ピントの合わせたところにピントが合っている。
 当たり前のことだと思われるが、人間の目は、長時間過酷に目を使用すると焦点がズレるときがある。二日酔いや、体の疲れ具合によっても目の疲れ具合でもそのようなことがよくある物で、まして、暗がりのときには、普段の視力の6分の1の精度しか保てない目は、カメラの焦点を合わせる精度の方が上回る場合がしばしばあるのだ。
 自分の目を過信せずに、良い写真を撮ることを考えれば、このライブビューの機能をフル活用して良い写真を撮影したい物である。また、これから購入することを考えているならば、この機能は、少し値段が高くなっても買った方が後々、撮影するのにいい結果を生む。画像を目で合わせた物とライブビューで合わせた物を参考に添付しておく。画像のピントは、金網に合わせてある。

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